『 特急「スーパーはくと」は快速に 』
吉田勝美
国・行政・マスコミは高速道路の建設にはまことに熱心で、1`50億円もの巨額な金を投ずる工事は着々と進んでいる。
一方、鳥取から関西への公共交通機関は鉄道とバス。鉄道は便が少なく運賃は割高でまことに貧弱である。
現在、倉吉−京都間に特急「スーパーはくと」は、ほぼ2時間に1本の間隔で7往復運行されている。鳥取の始発は午前7時17分、最終は午後19時11分、それだと夏季には始発は遅く、最終は早くて不便である。
そこで利便と低料金を重視し、次の理由により、特急「スーパーはくと」は、倉吉−姫路間の快速にするのはどうであろうか。
姫路−京都間に運行の既存快速電車と特急「スーパーはくと」の同区間での所要時間を比較すると上り下りともほぼ同じである(差は4分以内)。快速電車は
姫路−京都間で上り下りとも1時間に数本運行され加古川、西明石、神戸、芦屋、尼崎、高槻の各駅にも停車するので便利である。
鳥取−姫路間の営業キロ数(122.8キロ)は、姫路−京都間の営業キロ数(130.7キロ)より7.9キロ短
く、同区間の特急「スーパーはくと」の
所要時間は逆に5〜9分長くかかる。
現在運行の特急「スーパーはくと」は京都まで運行しないで姫路で折り返すと鳥取−姫路間にさらに7往復の増便
が可能となり同区間はほぼ1時間に1本の
合計14往復となる(倉吉−鳥取間は7往復)。増便に要する燃料は姫路−京都間に要した燃料を使うことになり燃料の有効利用にもなる。
増便により鳥取の始発は午前5時から最終は午後8時30分まで
は可能となるであろう。
特急「スーパーはくと」を姫路までの快速にすれば料金は運賃のみとなり鳥取−姫路間は片道2,370円(47.7%安くなる)。鳥取−三ノ宮間は同3,470円(44.6%同)、鳥取−新大阪間(大阪)間は同3,780円(45.2%同)、鳥取−京都間は同4,830円(39.2%同)となる。
本文は日本海新聞2006年(平成18年)3月9日(木)より抜粋したものです。
なお、姫路で乗り継ぐ不便を解消するには電化するしかないでしょうね。
●『山陰線高速化』の参考文献リンク
●『山陰線電化』の参考文献リンク
● NPOホームページ